H&K – 創業から40年のあゆみ

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H&Kインターナショナルは、外食事業向けステンレス製厨房機器のリーディング・サプライヤーです。 弊社では、アメリカ、メキシコ、カナダ、イギリス、中国、日本、インドネシア、オーストラリア等、世界で1,300名を超える従業員が、レストラン向けトータル・ソリューション、製造、物流、アフターサービス、プロジェクト管理を提供しています。H&Kの株式はアイルランドが所有しており、グループの経営陣および欧州マーケティング・チームは、ダブリンにある本社に拠点を置いています。

H&Kの創業ストーリーは、配管業者であったビル・グリフィスが、1975年、カナダのトロントにあるマクドナルドの店舗にて作業を行うところからはじまります。マクドナルドのとある上級管理職者が、問題を抱えていた「H&K ―Hospital and Kitchen Equipment (医療用器具と厨房機器)の略である ― 」という会社を見てもらうために、彼を招待したのです。

ビルは、強い個性を持った、売上を驚異的に挙げるセールスマンであり、マクドナルドの人々から非常に尊敬を受けていました。彼はH&Kを買収し、自身の息子を招き入れ、またその会計士や弁護士も株主として招き入れました。その3年後の1978年、マクドナルドがヨーロッパではまだ非常に珍しいものであったとき、マクドナルドはヨーロッパへ事業を拡大させようと考えていました。北米からの厨房機器の輸入が魅力的ではなかったためか、ビルはマクドナルドから次のような誘いを受けたのです。

「さて、我々マクドナルドのためにヨーロッパで設立する気はないかね?」

と。

ビルの会社の社員が数人、ロンドンへ向かい、辺りを見回していました。すると、IDA(アイルランド政府産業開発庁)がこのことを聞きつけ、即座にダブリンに持ち帰り、アイルランドで設立するのであれば支援する、と彼らにオファーし始めたのです。彼らはパートナーになる可能性のあるアイルランドの会社をも見つけたのです。それは、従業員50人ほどの、ダブリン地方にある「バリーファーモット」という町にある小さな工場で、ヨーロッパのマクドナルド向けに、完全なステンレス製厨房パッケージを製造していたのです。

当初、米国市場へはカナダより供給していましたが、1981年には、北米で拡大する需要に対応するため、製造拠点をダラスに設立しました。

ヨーロッパ、特にイギリスでの活動が活発になったとき、H&Kは1986年の6月、イギリスの中心・ラグビーに、後に急速にH&Kの主要生産拠点となる工場を設立しました。

低コストの国で自社製品を製造するための要件はすぐに必要となり、競争力のあるH&Kを維持するために、1991年、メキシコ・サインルイス・ポトシに工場を設立しました。この拠点は、アメリカへの近さ、低コスト、ラテンアメリカでのサポートに向いている等・・・・と、たくさんの利点があったのです。

カナダで最初の店舗へサービスを提供してからおよそ25年が経った1999年、マクドナルドは、オーストラリアでの事業拡大のサポートのため、H&Kにオーストラリアでオペレーションベースとなるものの設立を模索してくれないかという依頼をしました。これは大きな成功に終わり、今日、シドニーに拠点を置くオーストラリア支店では50人の従業員を雇っており、アジア地域での発展拡大を手がけることとなったのです。

2002年、ブライアン・ラナローが、結果的にグリフィス一家からの解放をもたらす自社買収を先導しました。この自社買収により主にダブリンに拠点を置く経営陣に株式所有権を分配することとなりました。デイビット・ボベットは、CEO(最高責任者)としてブライアン・ラナローに続き、その後数年に渡る株式所有のさらなる再編成を続け、主要株主となったのです。

H&Kは、顧客によりよいサービスを提供する方法を見つけることに関して、常に非常に積極的であり、2002年には、デトロイトにあるリサプライに特化した、後にH&Kノーウッド呼ばれ、2013年にデトロイトから移転し、現在は従業員数40名、シカゴ郊外オーロラに拠点を置くH&Kリサプライである、ノーウッド株式会社を買収しました。

メキシコの製造工場は大成功を遂げたことが証明され、2007年には、予測された顧客の事業拡大計画に沿って、H&Kは製造能力を増強することに決め、その規模は2倍に拡大しました。その判断は戦略的であり、グローバル・オペレーションへの柔軟性の偉大な水準を提供し続けることとなったのです。

オンライン部品発注ソフトウェア「HKIオンライン」が2009年に開始し、顧客は24時間/365日そのシステムにアクセス可能となりました。2015年の1年間で、27ヶ国の顧客より80,000以上のオンライン受注がありました。

元々IPMとして知られていたH&Kのオンラインプロジェクトマネジメントツールは、後にすぐ知られ、現在ではロールアウトに広く使用されており、新機器導入プロジェクトの推進を素早く、またスムーズに行うことが可能になりました。

長年に渡り、機器製造の分野のみならず、レストラン運営の総合的なサポート・経営管理の分野においても、H&Kは常に革新的な手法を模索し続けてまいりました。

特注のソフトウェアである「eTech(イーテック)」は、店舗での機器サービス提供管理のために開発されました。これは、オーストラリアではその後『サービス・インテグレーター』として導入し、現在イギリスでの導入を進めています。

2014年には、ヨーロッパでの事業拡大予測に伴い、ヨーロッパのチームはラグビーの物流センターと配送センターを新たに12,000平米の拠点へ移転しました。

H&Kは、社員の働きぶり、優秀さ、その貢献度が認められ、長年素晴らしい賞の数々を受賞してきたことを、とても誇りに思っています。下記はそのうちのいくつかの賞です。

* 2008年 – EY(Ernst & Young社)が実施する起業家表彰制度「Entrepreneur Of The Year 2008」の候補に上がる

* 2009年 – アイルランドにて、「Best Managed Company」上位25位の中の一企業として認められる

* 2011年・ 2013年 – マクドナルドより、 「Worldwide Equipment Supplier of the Year」賞を受賞

全受賞歴を見る

 

1975年カナダで小規模に創業したH&Kは、お客様の多大なる支援をいただき、今や重要なグローバルサプライヤーのひとつとして成長しました。

* 24ヶ国で従業員数1,300名

* 5つの製造施設

* 11の配送センター

* 12の営業・サポート担当拠点

* 売り上げ高5億ドル(日本円で約560億円)

過去40年間で学んだ知識と精神を次の世代に引き継ぐべく、現経営陣は懸命に働いています。これから40年後には、H&Kは全く異なる会社となっていることでしょう。そしてこれは、顧客の変わりゆくニーズを、よりサポートするため、我々の強み、柔軟性、そして革新の核のひとつとなっていくことでしょう。